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【武豊】 “名牝"ベガと挑んだオークス

2015-05-20 [週刊大衆06月01日号]

繁殖牝馬としても超一流だったベガ

ゴーサインを出したのはラスト400メートルを切ってからです。
先頭を走るユキノビジンを捉え、追撃してくるマックスジョリーを抑え込み、1馬身3/4差でGⅠを連勝。この差をどう見るかは人によって違いますが、僕にとっては完勝といっていい内容でした。最高の舞台で、これほど"負ける気がしなかった"レースというのは珍しいと思います。

この「オークス」から6年後には、彼女の第1仔アドマイヤベガでダービーを制覇。第2仔アドマイヤボス、第3仔アドマイヤドン、第5仔(第4仔は生後すぐに死亡)キャプテンベガと、出走した馬がすべてオープン馬となるなど、彼女は繁殖牝馬としても名牝の名にふさわしい女性でした。

2006年、クモ膜下出血でこの世を去った彼女は、父トニービン、息子アドマイヤベガと同じ、社台スタリオンステーションの墓地に眠っています。
今週末、東京競馬場を舞台に、ベガで初戴冠の美酒を味わったこの「オークス」が開催されます。家族で、仲間を誘って、ぜひ競馬場に足を運んでください。
競馬の楽しさ、サラブレッドの美しさ、勝負に賭ける想い……すべてが、このレースに詰まっています。


■武豊 プロフィール
1969年3月15日、京都生まれ。1987年の騎手デビュー以後、通算3500勝、日本人騎手初の海外GI制覇、年間200勝突破など数々の金字塔を打ち立て、現在も活躍中。

「すぐ男泊める……」これは何を意味するんでしょうねえと、裏風俗研究家の石神井川正(しゃくじいがわ・ただし)が出馬表を広げて、そう言った。1月24日(日)、中京10Rの蒲郡特別のレース前のこと。
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