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【G1有馬記念】還暦を迎える今年の有馬は赤帽特注!「井崎脩五郎 競馬新理論」

2016-12-19 [週刊大衆2017年01月02日号]

 有馬記念が始まったのは、昭和31年(1956年)のこと。この年のベストセラー1位は石原慎太郎の『太陽の季節』で、強烈な描写が話題を呼んだ。

 この昭和31年は、干支でいうと丙申で、実は今年、平成28年(2016年)も、その丙申である。つまり、干支は60通りあるのだが、それがひと巡りして、丙申に還ったのだ。そう、有馬記念は今年、還暦なのである。

 始まりに還ったことを表わすかのように、今年、単行本でベストセラー1位となったのも、同じ石原慎太郎が書いた『天才』だった。

 さて、還暦というとすぐ思い出すのは、還暦を迎えた人が身につける赤いちゃんちゃんこ。そして、赤い頭巾(ずきん)。なぜ、この風習があるのかについて、『日本人のしきたり』(飯倉晴武編著/青春出版社)にあたってみたら、<この年齢(=還暦)に達すると一族が集まって「生まれ直すこと」を祝い、赤ちゃんのときに着ていたような赤い頭巾とちゃんちゃんこを贈って、無病息災と長寿を祝福したのです。>とあった。

 こうなると今年の有馬記念は、赤い帽子の馬、あるいは服色の胴が赤の馬が要注目ということかも。

■井崎脩五郎 プロフィール
1947年生まれ。東京都出身。競馬評論家・コラムニスト。独特のレース予想と明るいキャラクターで人気を博し、数々のテレビ番組に出演。多数のコラム連載も持つ。

ローズSの過去10年を振り返ると、優勝馬10頭のうち9頭までが前走オークスに出走し、休み明けでここに臨んだ馬。残り1頭は桜花賞優勝・オークス不出走のダイワスカーレットだから、春の時点である程度の地位…
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