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【武豊】一年の最後は「東京大賞典」最初は「金杯」です

2016-12-27 [週刊大衆2017年01月09・16日号]

 このレースも勝ちたい。あのレースにも勝ちたいとあれこれ夢を膨らませていた2016年も、気がつくと残り1週間を切ってしまいました。皆さんにとって、どんな一年でしたか。
 まぁまぁかな。
 いつもと変わらないね。
 最高の一年だった!

 思いは人それぞれでしょうが、独身の方も、家庭を持っていらっしゃる方にとっても、あとやらなければいけないのは、年賀状の宛名書きと大掃除……というところでしょうか。

 自慢できることではありませんが、結婚して以来、家のことは何ひとつできない(?)、いや、してこなかった僕にできるのは、残された最後の大一番――29日、大井競馬場で行われるJpnⅠ「東京大賞典」で勝利を挙げることだけです。

 僕が初めて、このレースを勝ったのは02年。パートナーは、サンデーサイレンス産駒で唯一ダートG1を勝っている、ゴールドアリュールでした。

 なかなか大井では勝つことができず、この年の7月に行われた「ジャパンダートダービー」が初めての勝利。このときのパートナーもゴールドアリュールで、しかも、エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキーといった彼の仔どもたちともコンビを組むなど、深い縁を感じる馬の一頭です。

 一度出ると、ケチャップのようにドバドバ出ると言ったのはサッカーの本田圭佑選手ですが、2度目は、その翌年で、パートナーはスターキングマン。ちょっと一休みして4年後に、ヴァーミリアン。10年、11年は、スマートファルコンで連覇。これまでに5度、このレースを勝っています

 日本には多くの人々に尊敬される「雀士」がいる。もはやプロとかアマとかいった次元を超え、伝説となって語り継がれている人たち。彼らはどうやって負けない人生を勝ち取ったのか……。
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