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【武豊】G1勝利、凱旋門賞、リーディング…今年、意識しているものがたくさんあります

2017-02-07 [週刊大衆2017年02月20日号]

 年明け一発目の重賞、京都金杯を勝ち、幸先の良いスタートを切った2017年の競馬。今年はいろんな意味で、意識しているものがたくさんあります。G1勝利。凱旋門賞……リーディングも、その一つです。

 それだけに、1月21日、22日の2日間、いきなり日本を留守にしてマカオに遠征することに若干、う~んという気持ちもありましたが、依頼があったら、どこででも乗るというのは僕が貫いてきたスタイルです。大切なのは、ある一面から見るとマイナスに思えることでも、違う面から見るとプラスになっている――それに自分自身で気づくことなのかもしれませんね。

 思い返してみると、3年連続200勝を記録した04年から06年も、鞭と鞍一つで世界を飛び回っていました。そこで受けた刺激が、国内での推進力にもなっていたような気がします。マカオで味わった新しい風を、どう感じ、それをどう生かしていくのか!? それを問われたのが、1月28日、29日の競馬でした。

 結果は――土曜日は、3歳未勝利のスマートアムール、キタサンシーザーを勝利に導いた2つを含め、5鞍に騎乗して2勝、2着1回。日曜は9鞍に騎乗して4勝、2着1回、3着1回の固め打ち。リーディングも2位に浮上しました。

 馬を託され、その想いに勝利で応えられた6つの白星は、どれも同じだけうれしさがあります。中でも、今年の競馬を見据えたとき、“これは”と思えたのが、日曜の新馬戦を勝った外国産馬テンモースと、日曜のメインG3「シルクロードステークス」を勝ったダンスディレクター、2つの勝利でした。

 小学生のときに、ボートレース宮島で女子選手の緊迫感溢れるレースを観戦して、いっぺんにボートレースのとりこになった渡邉千晴選手。そして、ボートレーサーを目指すようになり、やまと学校に入学。2009年…
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