【名馬烈伝】「第一次競馬ブーム」の立役者・ハイセイコー
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2015-04-17

ターフに刻まれし快走劇!名馬烈伝 ホースダング神津
「第一次競馬ブーム」の立役者・ハイセイコー


先週の牝馬クラシック第一弾の桜花賞は、単勝馬券を何とか的中することができた。

今週は、牡馬のクラシック初戦・皐月賞。皐月賞を制したスターホースは数多いが、「第一次競馬ブーム」を巻き起こし、その強さとロマンで一般大衆をも魅了したハイセイコーが思い出される。

1970年に生まれたハイセイコーは、まず、地方競馬・大井競馬場の伊藤正美調教師のもとに入厩した。1972年6月にデビューが予定されるも、頭数が揃わず、レース不成立となる。真偽のほどは定かでないが、あまりにも格が違う同馬を恐れて、他陣営が回避したとも噂された。

結局、初戦は7月。大井を筆頭とする南関東の競馬場には、砂のコースしかないが、ダート1000m戦を走ることに。そこでいきなり、8馬身差のレコード勝ちを収めてしまう。

●『さらばハイセイコー』が50万枚の大ヒット!国民的アイドルホース

その後もどんどん白星を挙げていき、地方での6連勝は全て7馬身以上の圧倒的なVロードだった。前々から検討されていたが、この馬の底知れない可能性を感じ、中央競馬への移籍が決定した。

“地方競馬の怪物”として大きな注目を集めたハイセイコーは、増沢末夫騎手を主戦ジョッキーに、皐月賞トライアル・弥生賞へ。12万人以上もの観客が集う中、未体験の芝レースのせいか、手応えがあまり良くない。それでも、何とかニューサントなどを完封する。

もう1走を快勝後、いよいよ、本番のGT・皐月賞。レース当日は重馬場となり、道中7番手あたりを追走したハイセイコーは、第3コーナーで早くも先頭を窺う。ゴールでは2馬身半の差をつけて、地方出身馬初の皐月賞制覇を成し遂げた。

この優勝により、同馬の人気は競馬ファンだけにとどまらず、さまざまなメディアの報道合戦が過熱した。一般の人にまで、ブームが波及していくことになる。

ダービーの前に、東京競馬場の芝コースを経験させるため、トライアル・NHK杯に出走。GTでないにもかかわらず、なんと、17万人に迫る観客が殺到した。レースはアタマ差で勝ち切り、単勝と複勝の払い戻しは、100円の元返しだった。

肝心のダービーでは、3着と期待を裏切ってしまうが、レース中継したテレビの視聴率は、NHKと民放を合わせて、30%もの数字を叩き出している。

この敗戦でも人気は下降せず、さらにヒートアップ。「ハイセイコー神話」とともに、第一次競馬ブームが訪れた。

しかし、成績はここからスランプ状態となってしまう。三冠最後のレース・菊花賞でタケホープのハナ差2着、年末のグランプリ・有馬記念ではストロングエイトの3着。なかなか、勝てない日々が続く。

古馬になり、伝統のGU・中山記念で久しぶりに大差勝ちを演じるも、天皇賞・春で敗れてしまう。

●地方出身の馬が中央のエリートを撃破するロマン

そして、1974年6月の宝塚記念。このレースでハイセイコーは、圧巻のレコードで優勝し、後続のクリオンワードに5馬身もの差をつける。やはり、強い時は強い!と、周囲の人気は再び燃え上がった。

年内で引退が決まっていた同馬は、暮れの有馬記念で2着後、競走生活に幕を下ろした。

種牡馬としては、カツラノハイセイコ(ダービー、天皇賞・春)、ハクタイセイ(皐月賞)などを輩出している。

また、1975年、増沢騎手が歌う『さらばハイセイコー』が発売され、そのレコード売り上げは50万枚にも上った。続いてリリースされた『ハイセイコーよ元気かい』も14万枚を売り上げている。同馬の人気がいかに凄まじかったかが分かる。

一般大衆に競馬を文化として浸透させた役割は、非常に大きい。地方出身の馬が中央のエリートを撃破することに、人々はロマンを感じたようだ。

もちろん、実力も高かった。不敗神話が崩れた後、勝てない時期もあったが、爆走した時の「強さ」は、超一流馬のそれに値する。その豪脚は永遠に語り継がれるのだ。
〜ホースダング神津 今週の予想〜
【日曜中山11R 皐月賞】
キタサンブラック オーナーは北島三郎氏。死角が少なく、本線候補にしたい。
ダノンプラチナム 3歳王者の底力。

【日曜中山10R 京葉S】
ナンチンノン 前走の粘りはなかなか。
メイショウノーベル オープンの常連だ。

【日曜中山6R 3歳500万】
シゲルチャグチャグ 堅実に走る。

【土曜阪神11R アンタレスS】
アスカノロマン 勝つ時は鮮やかに。
ダノンカモン 超大穴になった場合。

【土曜中山11R 中山GJ】
サンレイデューク GTでも争える実力をつけてきた。

【土曜阪神10R はなみずき賞】
レトロロック 久々を叩いて前進。

追加情報等はホースダング神津ブログをチェックしてください
http://ameblo.jp/sniperkozu/


■ホースダング神津(こうず)プロフィール
1970年生まれ。週刊大衆編集部で競馬記事を担当。昨年度は京都大賞典馬単5090円、スプリンターズSワイド4370円、アンタレスS3連単1万6260円、宝塚記念複勝820円などを的中させている。


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